あなたの街で探す!見つける!【あっと現場】で社員・バイトのお仕事探し|現場のコツ 第八回『作業着についた泥や油の汚れはどう落とす?』

作業着が汚れるのは仕方のないこと。でも汚れたままにしておくのは見栄えが良くないし、気分も良くないですよね。というわけで今回は、作業着に付いた泥汚れや油汚れの落とし方を解説します。

作業着の汚れにはどんな種類がある?

作業着の汚れを落とすにはまず、汚れの種類を知っておくことが大事です。現場作業で付着する汚れには、主に次の3種類があります。

泥汚れ
土や埃による汚れです。土木作業などではこれらによる汚れが多いでしょう。

油汚れ
機械油、グリースなどによる汚れです。自動車修理工場などでは油が付着することが多くなります。

皮脂・汗汚れ
人体由来の汚れです。現場作業だけでなく日常生活でも付くものですが、臭いの原因の多くは皮脂の汚れなどから繁殖する雑菌が元です。

他には、食品工場などでは食べ物による汚れ、鉄工所では金属粉による汚れなど現場による違いがあります。汚れの種類によって別の対策を取ることが必要ですが、少々やっかいなのは、これらの汚れは組み合わさって複合的な汚れにもなることです。なお、ペンキ(塗料)汚れについては「ペンキ屋必見!服や手についたペンキを落とす方法」のページで扱っています。

次に、泥汚れと油汚れについて落とし方を見てみましょう。

泥汚れをきれいに落とすコツは?

泥汚れを落とす時はプレケア剤と呼ばれる洗剤を使うのがおすすめです。固形と液体がありますが、どちらでも構いません。

まず衣服に付いている泥や土、埃はできるだけ手で払って落とします。次に泥で黒ずんでいる部分にプレケア剤を直接付けて歯ブラシで軽くこすります。これは部分洗いの要領なので、洗濯板を使って洗うのもいいでしょう。汚れが取れたら水で軽くすすいでから、通常どおり洗濯機で洗います。

泥汚れはこの方法でかなりきれいになるはずです。

機械油をきっちり落とすコツは?

機械油を落とすには薬局などで売っているベンジンを使います。ただ、ベンジンは色落ちを引き起こすことがあるので、事前に作業服の目立たない部分で色落ちテストをしてみてください。大丈夫そうだったら次の作業に進みます。

まずきれいなタオルを敷きます。次にシミが付いている生地の、シミが付いている方の面を下にして、タオルの上に重ねます。そしてベンジンを小皿に取り、歯ブラシにベンジンを付けて、シミの裏側からとんとんと優しく叩きます。

シミをベンジンで溶かして、タオルの上に落としていくイメージです。しばらく叩いたらタオルの様子を確認してみてください。タオルが油で汚れていればシミが取れている証拠です。何度か根気よく歯ブラシで叩くのを繰り返します。やがてすべてシミが取れるか、これ以上は変化がないと思ったらそこで終了です。

ベンジンは輪ジミになりやすいので、最後にベンジンで濡れた部分の周りに霧吹きでベンジンを吹き付けて周囲をぼかします。霧吹きが面倒ならタオルに染み込ませて叩くといいでしょう。もしもまだ油汚れが残っているようなら、さらにシミ部分に台所用中性洗剤を付けて手で揉みほぐしてください。あとはシミ部分を水ですすいで普通に洗濯すればかなり油汚れが取れているはずです。

作業着の臭いの消し方は?

臭いの原因は雑菌なので、これを取り除く方法を考えます。おすすめは洗濯機に入れて洗う前に、酸素系漂白剤を溶かしたお湯に1時間程度浸しておく浸け置きです。

酵素系漂白剤は塩素系漂白剤と違って、基本的に繊維を傷めることがなく色落ちもしません。さらに汚れを落ちやすくしてくれて、除菌・殺菌効果があります。また、お湯に溶かして使う粉タイプの物の方が、液体タイプよりも臭いを消す力は強力です。ただ、お湯は40度以上でないと効果が低減するので、浸け置きをする時はちょっと熱いくらいのお湯を使いましょう。

気をつけなければならないのは、毛や絹などの動物繊維には使えないこと、ボタンやファスナーなどに金属が使われていたり金属繊維が入っていたりする衣類だと化学反応を起こして金属部分が傷むのでこちらも使用できないことです。

作業着の汚れや臭いはそのまま放っておくとどんどん落ちにくくなってしまいます。目立つ汚れは週に2回程度は機会を見つけて落とすようにしましょう。最低2着は作業着を用意して清潔さを保ちながらローテーションをするのも、作業服を長く着続けるポイントです。いつでもきれいな作業服を着て、気持よく作業を行いましょう。