あなたの街で探す!見つける!【あっと現場】で社員・バイトのお仕事探し|現場のコツ 第十二回『民間の安全を守る警備員の仕事内容』

警備員の仕事に興味を持ったことはあるでしょうか? 民間の会社に属しながら、事故や事件を未然に防ぎ、トラブルに対処し、安全を守るための業務を行います。今回は警備員の仕事について解説します。

警備の種類について

同じ警備員でも警備をする場所や状況によって仕事内容は異なってきます。警備業法第2条の条文では、以下の業務が「警備業務」とされており、業界用語として1号業務〜4号業務という呼称も使われています。それぞれどんな警備なのか見てみましょう。

施設整備(1号業務)
会社、住宅、工場、商業施設、遊園地、空港といった「警備業務対象施設」に常駐して事故や事件の発生を警戒し、被害拡大防止を行う業務です。また、来訪者の受付・案内、車の出入管理、施設内の巡回等も行います。

交通誘導警備(2号業務)
工事現場、駐車場、イベント会場といった場所での通行人者や車両の誘導・整理等を行う業務です。交通事故や交通渋滞のトラブルの発生を警戒し、防止に努めます。また、祭りやイベントなど多くの人が集まる雑踏での人や車両の整理、誘導もここに含まれます。

輸送警備(3号業務)
現金、貴金属、美術品などの運搬中における盗難や強盗、その他の事故の発生を警戒し防止に努めて、運搬を遂行する業務です。

身辺警備(4号業務)
要人やその他、特定の人に対する危害の発生を警戒し、未然に防ぐ業務です。それらの人の安全を確保するいわゆるボディーガード業務を担います。

交通誘導警備員の仕事内容について

交通誘導警備員は交通整理を行う警察官とは違って法的な強制力は持ちません。しかし交通誘導によって車や人を適正かつ円滑に動かし、事故に対しても十分に警戒して安全を保つ役割を担います。

例えば道路工事の現場では通行止めを行い、やって来る車両のドライバーに迂回の説明をする、侵入可能であれば通すといった説明や誘導を行います。片側通行にしている場合には交互通行をスムーズに行うよう他の警備員と連携を取りながら車両を誘導します。

駐車場では道路から入ってくる車両に対して順番待ちの指示を行ったり、右折して入ってくる場合には往来する車両や歩行者を止めて車両を誘導したりすることもあります。駐車場内に入ってきた車両に対してはどこに駐車するかの指示を出す、あるいは出て行く車両に主要道路への行き方を案内することもあります。地理案内業務はイベント会場などでも行うことがあります。

このように同じ交通誘導警備員でも現場によって仕事の違いがあり、異なるスキルも必要になってきます。

警備員になるメリットは?

警備員として働くメリットにはどんなものがあるでしょう? 考えられるものをずらりとご紹介しましょう。

勤務日を都合に合わせて調整できる
日払いや登録制のアルバイトでは勤務日や勤務場所を自分で選べることも多く、時間帯も昼間から深夜まで幅広くあります。

経験者でなくても始められる
18歳以上であれば、未経験でもやれる現場はたくさんあります。また業務の性格上、研修体制もしっかりしている会社が多いと言えます。

若い人にも、高齢者にも仕事がある
若い頃からでも始められ、そして高齢になっても続けることが可能な仕事です。それぞれに向いている現場があります。

需要がなくなることがない
警備員の需要がなくなることはないでしょう。事故や犯罪防止、見張りや案内をすべて機械任せにすることはまだできません。

接客スキルやマナーが学べる
警備員は道などを聞かれることがあったり、商業施設の中では接客的な業務を行うこともあります。そのため販売員のように直接、販売の仕事に携わらなくても一般的な接客スキルやマナーを身につけることができます。

忍耐力・精神力が養える
現場にもよりますが、長時間、忍耐強くじっと立っているような仕事もあります。その間も周囲の安全には気を配っていなければなりません。勤務時間中、使命感や注意力を絶やさず過ごすことで精神力が鍛えられるでしょう。

警備員は誰にでも始めることができる一方で、責任感が必要な仕事でもあります。もしも警備の仕事に興味があるのなら、ここに述べたことを参考に自分に合う現場を選び、挑戦してみてください。