あなたの街で探す!見つける!【あっと現場】で社員・バイトのお仕事探し|現場のコツ 第十五回『塗装屋(ペンキ屋)の仕事内容について』

住宅や高層ビルなど、どんな建物を作る際も塗装は欠かせない工程の一つです。外壁や内壁、屋根、床などにペンキを塗って見た目を美しく仕上げるだけでなく、近ごろの塗装には、紫外線や湿気などから建物を守る役割も求められています。
ここでは、そんな塗装作業のエキスパートである「建築塗装工」の仕事内容について、詳しく説明していきます。

建築塗装工の仕事内容

塗装屋で働く建築塗装工の主な仕事は、建築物にペンキを塗ることです。新築の物件では、塗料を混ぜ合わせて色を作り、内壁や外壁など指定された箇所を塗っていきます。リフォーム物件の場合には、ペンキを塗る作業の前に、古い塗料や傷を落とすという作業も必要です。

ただし、色を塗るといっても、塗装をする材質の特徴や状態に応じて、塗料を変えたり塗り方を変えたりする必要があるため、塗料や壁などの材質に対する知識をしっかりと身に付けておくことが求められます。

建築塗装工として働く会社や現場によって仕事内容は異なりますが、住宅メーカーの下請けとして仕事をする場合は、メーカーからの指示に従って塗装をし、一方で依頼主から直接仕事を受ける場合には、依頼主と入念な打ち合わせをした上で塗装の仕方を決めます。

塗装箇所の種類

建築塗装工の仕事は、塗装をする箇所によってその内容が異なります。主な塗装箇所とその作業内容は次の通りです。

外壁塗装
建築塗装工の仕事の中で最も多いのが外壁の塗装です。下塗り、中塗り、上塗りの順番で塗装をしていき、必要に応じて吹き付けなどで模様を付けていきます。
リフォームで塗り替えをする場合には、コケやホコリ、ひび割れなど外壁の状態を分析し、必要に応じて下処理を追加していきます。

屋根塗装
紫外線をダイレクトに受ける屋根は、劣化が進行しやすい部分の一つです。屋根塗装をする際には、防錆性や防水性、遮熱性、断熱性を高める工夫を施します。

ベランダ塗装
日々雨水にさらされているベランダは、劣化するとヒビができたり、水たまりができたりしてしまいます。そこで、コーキングの劣化、防水性の低下、塗装の劣化もしくは腐食などの症状に応じて適切な塗装を施します。

鉄部塗装
鉄部は塗料剥がれをそのまま放置していると、錆や腐食が進行してしまいます。まずはケレンと呼ばれる錆落としを徹底的に行った後、錆止め、中塗り、上塗りと工程を重ねていきます。

塗装工として働くには?

塗装工は広く門戸の開かれた職業の一つで、基本的に必要な資格や学歴、年齢などの条件も不問です。ただし、職業訓練校で塗装工専門の就業支援プログラムを用意していたり、塗装について学べる専門学校もあったりするので、そこで基本的なスキルを身に付けることができます。

塗装工として働くには、まず塗装会社やリフォーム会社、建築会社などに「塗装工見習い」として就職するのが一般的です。一人前の塗装工になるためには、実務経験を積むことが大切ですので、現場で働きながら専門知識や技術を身に付けていきましょう。

なお、「塗装技能士」という塗装エキスパートであることを証明する検定を目標としてみるのもおすすめです。

塗装工の仕事は、夏は暑く冬は寒い、その上重たい物を運ぶことも多く、かなり体力を必要とする職業です。
しかし、コツコツと経験を積んでいけば確実に技術は上達していきますので、やりがいを実感しやすい仕事でもあります。ぜひ塗装屋を中心に働く塗装工を目指してみてはいかがでしょうか。